ネットで稼ぎたい。
そう思ってパソコンを開いた夜は、もう何度目だろう。
少し前までは、やることは比較的はっきりしていた。
ブログを書いて、広告を貼って、検索からの流入を待つ。
王道はGoogleの検索結果に評価されることだった。
SEOという言葉を覚え、キーワードを選び、記事を積み重ねる。
でも今、その景色は確実に変わっている。
検索結果の上にはAIの要約が表示され、
SNSではアルゴリズムが流れを決める。
文章だけで戦うのは、以前よりも難しくなった。
代わりに伸びているのは、ショート動画やライブ配信。
プラットフォームの中で完結する経済圏。
フォロワーがそのまま信用になり、
信用がそのまま収益に変わる世界。
つまり、これからは「検索に拾われる人」よりも、
「直接選ばれる人」が強くなるのかもしれない。
広告収入一本ではなく、
サブスク、オンラインサロン、デジタルコンテンツ販売、
あるいは自分の小さな商品を持つこと。
収益源は分散型へ。
そしてもう一つ感じるのは、
“速さ”よりも“濃さ”の時代になってきていること。
誰でも情報を出せる時代だからこそ、
体験や視点の深さが差になる。
AIが文章を書く時代に、
人間が出せる価値は何か。
それはたぶん、体温だ。
失敗談、迷い、試行錯誤。
数字だけではない、生の過程。
これからのネットの稼ぎ方は、
「情報を並べる」から
「人として選ばれる」へ。
楽ではない。
でも、ある意味で正直な世界になるのかもしれない。
ネットで稼ぐということは、
結局、自分という看板を出すこと。
時代が変わっても、
試行錯誤する夜は、きっと変わらない。
また今日も、
小さな記事をひとつ積み上げる。
未来のどこかで、誰かに届くことを信じながら。
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