机の上に置かれた一台のパソコン。
ただの機械のはずなのに、なぜか未来への入り口のように見える夜がある。
昔なら、何かを始めるには場所も人脈もお金も必要だった。
でも今は、キーボードを叩けば世界につながる。
それだけで、人生が変わりそうな気がしてしまう。
動画を投稿する人。
文章を書き続ける人。
プログラムを組む人。
ネットショップを開く人。
同じようにパソコンの前に座っているのに、
誰かは結果を出し、誰かは静かな時間を過ごしている。
じゃあ、パソコン一台で人生は変わるのか。
たぶん、答えは「半分イエスで、半分ノー」なんだと思う。
パソコンは可能性をくれる。
でも、変えるのは画面の向こうじゃなくて、
画面の前にいる自分だ。
更新ボタンを押す勇気。
公開ボタンを押す覚悟。
続けるという地味な積み重ね。
それが少しずつ、目に見えない何かを動かしていく。
今日もまた、何も起きなかった一日かもしれない。
でも、キーボードを打ったその時間は、確実に積み重なっている。
パソコン一台で人生が変わるのではない。
パソコン一台で、変えようとする自分が生まれるのかもしれない。
そう思いながら、
今日もそっと電源を落とした。
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